「昨日見た夢」

昨夜、いつものように酒を飲んだ後にベッドに入ったところ、
突然、頭の中で一つの歌詞が旋律と共に浮かんできて、
しばらくループしてしまい眠れなかった。

「昨日夢を見た　あれはいつのころ　大きな自由に包まれてた　・・・」
「多くを望まない　高くを望まない　自分でいる限り　明日がある　・・・」

これってオフコースじゃんって思いながら、なんで急に思い出しのか全く分からなかったのだけれど、オフコースを思い出す時点で、きっと今の自分は大分追いつめられているんだと解釈した。

他にもこんな歌詞が浮かんできた。

「さよなら〜　さよなら〜　さよなら〜ぁ〜ぁ　・・・」
「もうすぐ外は白い冬　・・・」

・・・そっかぁ、さよならか。確かにこっちはもうすぐ白い冬だよ。

私の年齢でオフコースをリアルタイムで聴いていた人ってあまり多くはないと思うのだけれど、私自身は兄の影響からか、幼稚園に入る前くらいから聴いていた。

・・・、そんな小さい時に聴いていたせいか、今の自分をそのまま形成しているような気がする。

「秋」とか「切ない」とか「言葉にできない」とか、そんなキーワードは私の栄養剤（？）のようなものなのかもしれないな、と思う。

何年か前に小田和正さんの「自己ベスト」っていうアルバムが発売された時、当時、ジャズしか聴いていなかった私にとっては珍しく買ってしまった。
（確かにその頃もだいぶ切羽詰まっていた・・。）

車の中でかけていたら、助手席にいた彼女に「小田和正嫌い。どこがいいの？」って一蹴されてしまった。

「鳥の刷り込みと同じで幼少の頃に聴いたオフコースは理由なく好きなんだよ」って訳の分からん理由をつけて、ラジオに変えた。

切ないな、自分。