ISBN:4575297445 単行本 こうの 史代 双葉社 2004/10 ¥840
先日、ふと手にした薄い本。
柔らかくやさしい線で描かれた絵柄が印象的な作品だった。
3つの短編で構成された一つのストーリーで、
最初の短編「夕凪の街」は原爆が投下されてから10年たったヒロシマの街が舞台。
あまり、マンガを丁寧に読まない私だが、何度も何度も読んでしまった。
読み直すごとに、描写の深さに気付かされる。
扉絵、口絵一つとっても、あとから意味がわかった(気がする)。
作者は「夕凪の街」の最後のページをさして、あとがきでこう綴っている。
「貴方の心に湧いたものによって、はじめて完結するものです。これから貴方が豊かな人生を重ねるにつれ、この物語は激しい結末を与えられるのだと思います。」
まさに、その通りなんだろうなと思う。
リンク先にも紹介されているけれど、まずは先入観なしに読んでほしいと思う、そんな本だ。
今日の日記は、誰かに薦めたくて書きました。
では、おやすみなさい。
先日、ふと手にした薄い本。
柔らかくやさしい線で描かれた絵柄が印象的な作品だった。
3つの短編で構成された一つのストーリーで、
最初の短編「夕凪の街」は原爆が投下されてから10年たったヒロシマの街が舞台。
あまり、マンガを丁寧に読まない私だが、何度も何度も読んでしまった。
読み直すごとに、描写の深さに気付かされる。
扉絵、口絵一つとっても、あとから意味がわかった(気がする)。
作者は「夕凪の街」の最後のページをさして、あとがきでこう綴っている。
「貴方の心に湧いたものによって、はじめて完結するものです。これから貴方が豊かな人生を重ねるにつれ、この物語は激しい結末を与えられるのだと思います。」
まさに、その通りなんだろうなと思う。
リンク先にも紹介されているけれど、まずは先入観なしに読んでほしいと思う、そんな本だ。
今日の日記は、誰かに薦めたくて書きました。
では、おやすみなさい。
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